三島特別地域気象観測所の近くにアパートが建築されてしまうようですが、都市部ではこのようなことは近年多くなってきていますね。
1980年台前半だったと思いますが、気象の業界誌に当時の岡山地方気象台が合同庁舎に移転し、その際に観測露場は合同庁舎の北東側に設置されてしまい、だいたい午後2時以降は露場が庁舎の日陰になってしまって観測に影響があるのではないか・・・
なぜ気象台移転のときに露場の位置を庁舎の日陰にならないように決めなかったのか、または適地がなければ露場だけ庁舎から離れた場所に設置して遠隔観測する考えはなかったのか・・・というかなり批判的な話題が出たものです。
それが添付画像でもわかりますが、露場が合同庁舎の日陰になり始めている時刻頃の写真が写っていました。
東京管区気象台も現在の場所に移転した1964年ごろでしたか、あそこも露場が午後は、竹橋会館の日陰になってしまいます。私も東京勤務時代によく行ったものでした。